愛知県名古屋市瑞穂区大殿町4-10

矯正治療の豆知識 COLUMN

矯正中の食事で注意すること



矯正を始めると、食事にも気をつけなければならない注意点があります。矯正装置が壊れたり、歯や口内にトラブルが起きたりしないように、食べ物の選び方や食べ方に工夫が必要です。また、矯正中は歯が動くことで痛みや違和感から食事が難しいときもあります。そんなときには、食べやすくて栄養のある食べ物を摂ることが大切です。


今回は食事の注意点について、おすすめの食べ物や、痛みを和らげる方法などもご紹介します。矯正中でも美味しく健康的に食事を楽しむための参考にしてください。


■矯正中の食事で避けたいもの


◎硬い食べ物

硬い食べ物は、矯正装置に強い力がかかって曲がったり外れたりする可能性があります。また、歯や歯ぐきにも負担をかけて痛みを増すことがあります。

おせんべいやリンゴ、フランスパンのようにハード系のパン類は避けるか、食べるときは小さく切って奥歯で噛むようにしましょう。


◎粘着性の高い食べ物

粘着性の高い食べ物は、矯正装置にくっつきやすく、取り除くのが難しくなります。また、長時間口内に残ると、むし歯の原因にもなります。

キャラメルやグミ、お餅やチーズなどの粘着性の高い食べ物は避けるか、食後は早めに歯磨きをしましょう。

 


◎色素沈着しやすい食べ物

色素沈着しやすい食べ物は、矯正装置に色が移ってしまう可能性があります。特にワイヤーを固定するためにゴムを使用している場合、カレーやトマトソースなどはすぐに着色します。避けるか、調整日の前に食べるなど工夫しましょう。


◎繊維質の多い食べ物

ホウレンソウや水菜、ネギといった繊維質が多い食べ物は、栄養はありますがワイヤーに引っかかりやすく歯にもはさまりやすいです。細かく切る、やわらかくするなど工夫して食べましょう。また、はさまったことに気付かず過ごしてしまうこともあるので特に外食後などは食後の見た目に注意が必要です。


■矯正中おすすめの食事


◎柔らかい食べ物

水分を多く含む柔らかい食べ物は、矯正中でも食べやすいです。特に矯正装置を調整した直後などは、歯が痛くて噛めないこともあります。おかゆや豆腐や茶碗蒸しなどの柔らかくお腹にもたまるでしょう。またスープなどの流動食やヨーグルトやプリンなどの柔らかいデザートもおすすめです。


◎ビタミン摂取できる食べ物

矯正中は、口内炎ができやすいので食事でも予防することが大切です。口内炎の予防には、ビタミンB2やビタミンCが効果的です。卵や牛乳などのビタミンB2が豊富な食品、柑橘類やキウイなどのビタミンCが豊富な果物もおすすめです。


■飲み物を飲むときのポイント


マウスピース矯正中の方は装着中の飲み物は基本的にはお水です。

装着したままジュースを飲むと虫歯の危険性が高まり、お茶は色素沈着の可能性が高まります。

しかしどうしてもお茶など着色の心配がある飲み物を飲みたい時はストローを使って飲むとマウスピースに着色がつきにくいので参考にしてみてください。


【マウスピース矯正を検討してみませんか】


しらい歯科・矯正歯科クリニックでは矯正中のお食事も快適に過ごすことが可能なマウスピース矯正インビザイランの治療を行っております。マウスピース矯正は食事の際には取り外しが可能なためいつも通り食事ができます。さらに歯磨きもしやすいので口腔内環境を清潔に保ちながら歯並びを整えることができます。名古屋市瑞穂区でマウスピース矯正をお探しの方はぜひ当院にご相談ください。


しらい歯科・矯正歯科クリニック
歯科医師
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