矯正治療は、美しい笑顔と健康的な歯並びを実現するための治療です。特に、子どもの頃に矯正治療を始めることには多くのメリットがあります。今回は、子どもの矯正治療のメリットと大人の矯正治療との違いについて詳しく解説します。
目次
■小児矯正のメリット
◎骨の成長を利用できる
子どもの骨は成長過程にあり、柔軟性が高いため、歯の移動が容易です。このため、治療期間が短縮され、結果も安定しやすいです。
◎問題の早期発見と対処
子どもの矯正治療は、歯並びや噛み合わせの問題を早期に発見し、早期に対処できるため、複雑な問題になる前に解決できます。
◎自信の向上
整った歯並びは子どもの自信にもつながります。友達や学校生活において、自分の笑顔に自信を持てることは、精神的な健康にも良い影響を与えます。
◎健康的な口腔環境の維持
整った歯並びは歯磨きがしやすく、むし歯や歯周病の予防にもつながります。これは長期的な口腔健康において非常に重要です。
■小児矯正と大人の矯正の違い
◎骨の成長
前述の通り、子どもの骨は成長過程にあり柔軟性が高いですが、大人の骨は成長が完了しているため、治療にかかる時間や方法が異なります。
◎歯並びの問題の複雑さ
大人はすでに完全に成長した骨格を持つため、歯並びの問題が複雑化していることが多いです。また、以前の歯の治療の影響や、歯周病などの問題も考慮する必要があります。
◎治療の目的
子どもの矯正治療は、主に成長中の歯並びの問題を解決し、将来的な口腔健康を維持するために行われます。一方、大人の矯正治療は、見た目の改善や噛み合わせの問題を解決するために行われることが多いです。
◎治療期間の違い
大人の骨は成長が完了しているため、歯の移動には時間がかかります。そのため、治療期間は子どもよりも長くなる傾向があります。一方、子どもの矯正は、開始時期や成長によって矯正の治療期間が大幅に変わります。
◎歯周病のリスク管理
大人は歯周病のリスクが高いため、矯正治療中も歯周病の管理が重要です。治療前にしっかりと歯周病を治療してから矯正を始めることが推奨されます。
◎見た目の配慮
大人は見た目を気にすることが多く、目立たない矯正装置を選ぶ方が増えています。インビザラインはその代表的な選択肢の一つです。
■インビザラインによる矯正治療
インビザラインは、透明なアライナーを使用して歯を徐々に移動させる矯正装置です。取り外しが可能で、目立たないため、多くの患者さまに選ばれています。当院では、子どもでも使用できるインビザラインファーストを取り扱っており、インビザラインを使用した小児矯正に対応しています。
◎インビザラインファーストの特徴
インビザラインファーストは、7歳から10歳までの子どもを対象にした矯正治療です。成長期の初期に治療を開始することで、歯並びや噛み合わせの問題を早期に改善し、永久歯の生え変わりをサポートします。取り外しが可能なので、食事や歯磨きがしやすく、生活習慣に合わせた治療が可能です。
【当院ではインビザラインの治療を行っています】
子どもの頃に矯正治療を始めることには多くのメリットがあります。骨の成長を利用して治療期間を短縮し、問題を早期に発見・対処することができます。瑞穂区のしらい歯科・矯正歯科クリニックでは、マウスピース矯正インビザラインで歯並びの治療を行っております。お気軽にご相談ください。