愛知県名古屋市瑞穂区大殿町4-10

矯正治療の豆知識 COLUMN

マウスピース矯正の装着トラブルを防ぐ!正しい付け方・外し方


マウスピース矯正を始めると、毎日の習慣になるのがマウスピースの着脱です。


「この付け方で本当に合ってる?」「外し方が難しくてうまくできない」

そんなお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。


マウスピースの装着や取り外しにはちょっとしたコツがあります。正しいやり方を身につけることで、治療効果を高め、トラブルを防ぐことができます。


今回は、マウスピースの正しい付け方・外し方について詳しく解説します。


■マウスピースの正しい付け方


マウスピースの装着は、基本的に前歯から奥歯の順番で行います。


◎付け方の手順

  1. マウスピースを両手で持ち、歯列に軽く合わせて位置を確認する

  2. 前歯部分からマウスピースをはめ、左右の奥歯に向かって順番にはめていく

  3. 指で軽く押さえながら、浮いているところがないか確認する

  4. 最後にチューイーを使ってしっかり密着させる


◎「はまった」と思っても浮いていることがある!

マウスピースは見た目では装着できているように見えても、実は数ミリ浮いていることがあります。この状態では歯に適切な力がかからず、治療計画通りに歯が動かない原因になることがあります。


そこで重要なのがチューイーの使用です。チューイーとは、マウスピースをしっかり歯にフィットさせるための弾力性のあるシリコン製の補助道具です。


◎チューイーの使い方

  1. マウスピースを装着した状態で、チューイーを口に入れる

  2. 前歯で数回しっかり噛み込む

  3. 左右の奥歯でも同様に数回噛む

  4. 全体的に浮いている感じがなくなれば装着完了


特に新しいマウスピースに交換した直後は浮きやすいので、チューイーを意識的に使うようにしましょう。チューイーを使わないと、マウスピースがしっかりフィットせず、治療効果が十分に得られない可能性があります。


■マウスピースの正しい外し方


マウスピースを外すときは、付けるときとは逆に奥歯から前歯の順番で行います。


◎外し方の手順

  1. 左右どちらかの奥歯部分の歯の裏側に指や爪を引っかける

  2. 真下(下顎の場合は真上)に向かって力をかけ、マウスピースを浮かせる

  3. 奥歯から前歯の手前に向かって、少しずつ浮かせていく

  4. 反対側の奥歯も同様に外す

  5. 両側の奥歯部分が浮いたら、両手でつまんでゆっくり外す


◎外し方のコツ

  • 一気に外そうとしない:必ず左右の奥歯から順番に浮かせていく

  • 歯の裏側から外す:表側から外そうとするとアタッチメントが外れる原因に

  • 前歯部分は最後:奥歯がしっかり浮いてから前歯を外す


■アタッチメントがある場合の注意点


インビザラインでの矯正では、歯の表面に「アタッチメント」と呼ばれる小さな突起をつけることがあります。アタッチメントがあるとマウスピースがより密着するため、外しにくく感じることがあります。


アタッチメントがある場合は、特に以下の点に注意しましょう。


  • 必ず歯の裏側から外す:表側から外すとアタッチメントが引っかかって外れてしまうことがある


  • 無理に引っ張らない:力任せに外すとマウスピースの変形やアタッチメントの脱離につながる


どうしても外しにくい場合は、「アライナーリムーバー」という専用の道具を使うのもおすすめです。


■間違った着脱で起こりうるトラブル


正しい付け方・外し方を守らないと、以下のようなトラブルにつながる可能性があります。


  • マウスピースの破損・変形:無理な力がかかると割れたり変形したりして、作り直しが必要になることも


  • アタッチメントの脱離:表側から外すとアタッチメントが外れ、治療計画に影響が出るケースもある


  • 治療効果の低下:マウスピースが浮いた状態では歯に適切な力がかからない


もしマウスピースが破損したりアタッチメントが外れてしまったりする場合は、すぐに担当の歯科医師に連絡しましょう。


【マウスピースの着脱をスムーズに行いましょう】


瑞穂区のしらい歯科・矯正歯科クリニックでは、マウスピース矯正を始める際に、正しい装着方法や外し方を丁寧にご説明しています。


治療中に「うまく外せない」「これで合っているのかな?」と不安になったときも、通院などを通していつでもご相談ください。


しらい歯科・矯正歯科クリニック
歯科医師
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