こんにちは、名古屋市瑞穂区にあるしらい歯科クリニック院長の白井博です🐻❄️✨
爪噛みは、小さなお子さんによく見られる癖です。本日は爪噛みの原因やいつまで続けて良いか、爪を噛むことによって歯並びに悪影響を及ぼす可能性など詳しくお話しさせて頂きます‼️
目次
1)爪を噛むのはなんで?
2)爪噛みはいつまでしていいの?
3)爪噛みは口の中にも悪影響を及ぼす!?
4)まとめ
1)爪を噛むのはなんで?
爪噛みは繰り返されることで身についた固定された行動です。過度な爪噛みは「神経性習癖」と呼ばれることもあります。「神経性」とは、習癖の背景に心理的な問題があります。
ですが、爪噛みがある人すべてに心理的な問題があったり、几帳面な気質だったりするわけではありません。まったく原因がないのに、爪噛みをする人も多くいます‼️
2)爪噛みはいつまでしていいの?
爪噛みは4、5歳までにしなくなることが多いですが、10歳を超えて続くこともあり、指吸いに比べて高学年まで見られる傾向にあります。また、癖がつくと大人になってからも爪噛みをしてしまうこともあります。
大人になると爪噛みが癖として身についてしまっているため、なかなか治りづらくなってしまいます。子供のうちに自然とやめられるように、誘導してあげましょう‼️
3)爪噛みは口の中にも悪影響を及ぼす!?
爪は堅いので歯や歯茎に強い力がかかってしまいます。爪噛みを習慣的にしていると、前歯の歯の根が短くなってしまったり、前歯の先端が減り前歯の先が変わってしまいます。成長期の歯や歯に負担がかかり悪影響を及ぼします⚠️
爪を噛む癖も、指しゃぶりと同様に、上の前歯を前に出す力が、下の前歯を内に倒す力がかかり、出っ歯(上顎前突)になってしまうのです🦷
4)まとめ
癖を除去できないままだと、どんどん歯並びが悪化していくため、癖を早めに気づき止めることが大切です。時間が経ち癖が根付いてしまうと、歯並びも悪化し、癖も定着してしまい取り除きにくくなるため、気付いた時に、早めにすぐにやめることが大切です!
⚠️もし気付いたのが小さいうちでしたら、すぐに癖を直すようにすると、歯や歯並びなどの悪化も防ぎやすくなります👶
歯科医師 白井博