こんにちは!名古屋市瑞穂区のしらい歯科・矯正歯科クリニック院長白井博です🐻❄️✨
突然ですが、皆さんは毎日の歯磨きで歯ブラシの「持ち方」を意識したことはありますか?😀
今回は、歯ブラシの正しい持ち方についてご紹介します🪥
目次
1.歯ブラシの持ち方ご紹介
2.歯ブラシの持ち方特徴について
3.まとめ
1.歯ブラシの持ち方紹介
歯ブラシの「基本的な持ち方」は大きく分けて二つあります。一つ目は鉛筆を持つように握って持つ「ペングリップ」と、二つ目は手のひらで握るように持つ「パームグリップ」です。それぞれ特徴があるので、磨く部位に合わせて磨きやすい方法で持つと良いでしょう。ただ、どちらの持ち方でも、歯ブラシをギュっと強く握らないように気をつけることが大切です。
歯磨きの基本は①軽い力で磨くことと②小刻みに動かして磨くことです。
この二つを意識して磨けるとよりよい歯磨きになるでしょう。
2.歯ブラシの持ち方特徴について
次に二つの持ち方について特徴をご説明いたします。
こちらがまず一つ目のグーで持つ「パームグリップ」です✊
パームグリップは持ちやすく、操作しやすいため、「握力が低下している高齢の方や障害のある方」や「小さなお子様」に適した持ち方になります。
しかし、ギュッと握るので
"歯ブラシを持つ力が強くなってしまう"という欠点があるので歯や歯茎を傷つけないよう注意が必要です⚠️
2つ目は鉛筆のように持つ「ペングリップ」です✏️
こちらの方がおすすめな持ち方になります☝️
ペングリップはパームグリップよりも、
余計な力が入らず、小刻みに動かしやすいので
隅々まで丁寧に磨け、磨き残しも減ります🌷
「優しく磨くと磨いた感じがしない…」
などと思われるかも知れませんが、
実は力が強すぎると歯ブラシの毛先が広がり
“プラーク”という細菌の塊を撫でているだけになってしまい
汚れが落ちにくくなってしまうんです!
本来プラークは歯ブラシの毛先を使って落とすので
毛先が広がらない力加減で磨ける”ペングリップ"で磨くことが
とても重要です⭐️
正しい歯ブラシの持ち方で
一緒にお口の中を健康に保ちましょう!☺️
3.まとめ
おすすめの持ち方は、歯ブラシを鉛筆を持つように持つ「ペングリップ」になります。余計な力が入りにくく、小回りがきき、毛の先が動くため歯にきちんとあてて磨くことができます。しかし、高齢者の方や小さいお子様がご自身で磨く場合は、普段から慣れている持ち方でもよいでしょう。
正しい持ち方をマスターしてお口の清潔保てるようにしていきましょう!🌼
歯科医師 白井博