こんにちは!
名古屋市瑞穂区にあるしらい歯科・矯正歯科クリニック院長の白井博です🐻❄️✨
突然ですが、歯医者などでSRPという言葉を聞いたことはありますか?😀
今回は歯茎の中の歯石取り(SRP)についてお話します🗣️
目次
1.SRPとは
2.SRPのメリット
3.SRPの注意点
4.まとめ
1.SRPとは
まずはじめに、「SRPって何?」と思われた方がほとんどだと思います。
SRPとは、SC(スケーリング)とRP(ルートプレニング)を同時に行う処置のことを言います。
簡単に言うと、歯周病治療や歯茎の歯石除去のことです。
SCとは、歯の表面に付着したプラーク[汚れ]や歯石を除去することをいいます。
RPは歯の表面だけでなく、歯茎の中の歯石やプラークを取り除き、歯の根っこを平滑にすることにより歯周ポケット[歯茎と歯の間の溝]の改善を図る処置です。
歯周病になってしまった多くの方が、深くなってしまった歯周ポケットの中に汚れが入り込んでいます。歯周ポケットの汚れは、歯周病を悪化させる原因となり、早めに改善しておくことが大切です⭐️
SRPは、中等度の歯周病の方にさせていただいている処置で、歯周病検査[歯周ポケットを測ること]をし、歯周ポケットが4mm以上の場合にご提案します🤝

2.SRPのメリット
まずはじめに、SRP を行う目的は・・・
①歯周病の炎症をやわらげる
②歯周病を悪化させている原因の除去
③歯周病の進行を食い止める。
以上の3点があげられます。
歯茎の中に硬い歯石が付着していることにより、歯周病が進行してしまうリスクが高まってしまうためSRPを行って歯石を除去していきます。
この歯石取り(SRP)を行うことにより、歯茎が引き締まり歯茎の炎症が治まり、歯周ポケットも改善します⭕️
3.SRPの注意点
治療の際に多少の出血を伴います。
歯茎の中を触っていくので、お痛みが心配な方、お痛みがある場合は麻酔をさせて頂きますので、安心して治療を進めていくことができます!
SRPをした後は、お痛みが出なければ通常通り歯磨きをしていただいて大丈夫です。
しかし、SRP をした部位に関しては、歯茎に刺激が伝わっているので、歯ブラシで少し弱めに磨いていただくようにお願いします!
冷たいものがしみたり、知覚過敏の症状が起こることがあります。一時的な痛みがほとんどですが、お痛みが続く場合は、ご相談ください😌
無理をしすぎるのは良くないですが、汚れが溜まってしまうと歯茎の治りが良くなかったり、悪化する場合も稀にあるので汚れを溜めないようにすることが大切です⭐️
4.まとめ
歯周病治療は決して楽とは言えませんが、お口の中の環境をより良くするためにも、私たちと一緒に頑張りましょう!☺️
歯のこと、お口のことで、少しでも気になることがございましたらどうぞお気軽にぜひ一度ご連絡、ご相談ください🍀
歯科医師 白井博