こんにちは、名古屋市瑞穂区のしらい歯科クリニック院長の白井博です🐻❄️🌈
今回は、お子様の矯正の開始時期についてお話ししたいと思います。
当院では、パナシールド、床矯正、マルチファミリー、インビザラインファーストといった小児矯正器具を幅広く展開しております。
それでは、それぞれの小児矯正開始時期をご説明していきますね!
(目次)
・パナシールド
・床矯正
・マルチファミリー
・インビザラインファースト
・まとめ
【パナシールド】
低位舌、受け口を治療することを目的とした装置です。装置をはめることで舌を正しい位置に移動させる、上唇からの押さえる力を弱めることにより、筋肉のバランスを整え、顎の位置と、噛み合わせを改善させます。
開始時期としては、乳歯列期の3歳程度から始めることができます。
【床矯正】
床矯正はプラスチック製の装置で治療します。床矯正は入れ歯に似て取り外しのできる装置を使います。装置は基本的に「床」、「ネジ」、「ワイヤー」の3種類の器具でできています。装置についているネジを巻いて、少しずつ歯を動かしたり顎を広げたりすることができます。それによって歯が並ぶスペースをつくります。
床矯正は、7歳〜8歳までに始めると良いと言われています。
拡大量にもよりますが、通常は拡大に2年以上を必要とします。
【マルチファミリー】
マルチファミリーは、5歳以上のお子様に適用可能な筋機能矯正装置です。マルチファミリーは、上顎前突(出っ歯)、過蓋咬合(噛み合わせが深い)、叢生(歯が重なり合っている)、空隙歯列(歯と歯の間に隙間がある)の治療に適しています。
噛み合わせや舌の位置を誘導しながら、同時に鼻呼吸のトレーニングもできるようになっています。
【インビザラインファースト】
インビザラインファーストは、成長過程にあるお子様のための、透明な目立ちにくいマウスピース矯正です。インビザラインファーストには、1期治療というものがあります。1期治療は、混合歯列期の6〜10歳前後のお子様の顎の発育をサポートすることで、これから生えてくる永久歯のためのスペースを作るとともに、歯並びを整える治療のことを指します。
装置が目立ちにくいため見た目によるストレスが減り、取り外し可能など様々な特徴があります。
【まとめ】
お子様の矯正器具にもたくさんの種類があり、それぞれの開始時期も異なります。
そのため、歯が生え始めて、親御さんが気になったらいつでもお気軽にご相談ください!!