口腔管理強化型診療所

こんにちは！名古屋市瑞穂区にあるしらい歯科・矯正歯科クリニック、院長の白井博です🐻‍❄️✨
今回は抜歯についてお話しして行きます‼️

抜歯は歯科治療の一つで歯を根っこから取り除くことです。
主な理由は虫歯や歯周病、歯の欠損・折れた歯、親知らずの抜歯などがあります。
一般的に抜歯は麻酔をした上で行います。麻酔は、局所麻酔・全身麻酔もしくは鎮静剤を使用することがあります。歯科医師は手術中、歯を抜くために力を加えて歯をゆっくりと動かします。

目次
１)   抜歯前の注意点
２）抜歯当日の注意点
３）抜歯後のケア


１)   抜歯前の注意点
１．抜歯の日程を決めます。当日に突然抜歯することはありませんのでご安心ください。
２．抜歯前日はしっかり睡眠をとり、体調を整えてください。
３．抜歯直後は食事の摂取をお控えください。抜歯の時間によっては先に食事を済ませましょう。
４．体調が優れない場合は、遠慮なく予約変更してください。
５．特に麻酔が効きにくい方はそのことを歯科医師にお伝えください。



２）抜歯当日の注意点
１．体調や歯の状態について問診します。不安なことがあれば遠慮なく歯科医師にお伝えください。体調、状態により歯科医師の判断で抜歯を延期する場合もあります。
２．麻酔をします。
３．抜歯をします。事前にレントゲン、C T、口腔内写真で歯の状態を確認していますが、埋伏状態の場合は事前に大学病院への紹介状になるケースが多いです。
４．抜歯後、状態をきちんと説明します。その間滅菌ガーゼを口に含んでいただきます。
５．受付にて処方箋をお受け頂きましたら、終了です。

抜歯後は、出血を止めて腫れを抑えるためにガーゼを当てます。適切な処置を行うことで、痛みや不快感を軽減することができます。処方された薬を厳守し、適切なケアをすることが重要です💊


抜歯後の回復期間は個人差がありますが、通常は数日から数週間かかります。抜歯後は、硬い食べ物を避け、口を開け過ぎないように注意することが重要です。また、歯科医師の指示に従い定期的に検診を受けることが必要です🧑‍⚕️

３）抜歯後のケア
①出血の止め方
抜歯後は出血が起こることがあります。治療中に歯科医師が当てたガーゼを噛んで圧迫することで、出血を止めることができます。もし出血の止まらない場合は医院に相談してください。

②腫れの軽減
　抜歯後は腫れが起こることがあります。氷や冷たいコンプレスを当てることで、腫れを軽減することができます。ただし、当てすぎには注意が必要です。

③痛みの軽減
　抜歯後の痛みが起こることがあります。処方された痛み止めを遵守することで、痛みを軽減することができます。また、硬い食べ物を避け、口を開け過ぎないように注意することも重要になります。

④歯周病菌の繁殖防止
　抜歯後は、歯周病菌が繁殖しやすくなるため、口の中を清潔に保つことが重要です。
歯磨きやうがいを定期的に行い、歯周病の発症を予防しましょう。

⑤食事の注意
　抜歯後は、硬い食べ物や粘り気のある食べ物を避けることが重要です。柔らかく煮たり、すりつぶしたりした食べ物を選びましょう。

⑥歯科医師の指示に従う
　抜歯後は、歯科医師の指示に従うことが重要です。処方された薬を用量・用法を守って、定期的な検診を受けることで、治療後の回復を早めることができます⭐️

初めて抜歯する場合は不安や心配もあるかと思いますがしっかりとお話をして進めて行きます😊

歯科医師　白井博