こんにちは!
名古屋市瑞穂区にあるしらい歯科・矯正歯科クリニック院長の白井博です🐻❄️✨
タバコを吸っている方
ご自身のお口の中の状態を意識したことはありますか?
今回はタバコが口腔内に与えるさまざまな悪影響について
歯科医師の立場からお話していきます🤓
目次
1.見た目の清潔感が損なわれる黄ばみ
2.喫煙がもたらす審美治療への悪影響
3.喫煙がもたらす歯茎と口内環境へのリスク
4.まとめ
1.見た目の清潔感が損なわれる黄ばみ
喫煙者の歯に見られる代表的な変化のひとつが、「歯の着色(ステイン)」です。タバコに含まれるタール(ヤニ)やニコチンは、歯の表面に付着し、日常の歯みがきでは落としきれない頑固な汚れとなります。また、歯の表面(エナメル質)は本来滑らかですが、ステインが付着すると細かなざらつきが生じ、さらに汚れがつきやすい悪循環に陥ります😥
2.喫煙がもたらす審美治療への悪影響
喫煙者の方が審美治療(ホワイトニングなど)を希望される場合、効果が十分に得られない、あるいは持続しにくいなどのデメリットがあります。患者さんの中には、「せっかく自費で綺麗にしたのに色戻りが早い」と感じる方もいらっしゃいます🗣️
3.喫煙がもたらす歯茎と口内環境へのリスク
喫煙は歯茎にさまざまな悪影響を与えます。タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、血行を悪化させることで歯茎が黒ずんだり痩せたりする原因となります。さらに、血流の低下により歯茎の回復力が落ち、治療をしてもなかなか改善しにくい状態が続きます。その結果、喫煙者は非喫煙者に比べて歯を失うリスクが2~3倍高いと報告されています😓
また、喫煙はインプラント治療にも悪影響を及ぼします。インプラントは顎の骨との結合が重要ですが、喫煙により治癒力が低下し、結合不全や早期脱落のリスクが高まることがあるのです。加えて、喫煙者の口腔内は乾燥しやすく細菌が繁殖しやすくなるため、口臭が強くなりがちです。
4.まとめ
禁煙は歯茎の健康を回復させ、口臭の軽減やホワイトニング効果の持続にも大きく寄与します💫見た目の改善だけでなく、歯の機能や全身の健康にも良い影響を与えるため、喫煙習慣を見直すことは非常に重要です。今後の健康維持や治療効果の持続のためにも、禁煙を真剣に考えてみませんか?
しらい歯科・矯正歯科クリニック 院長 白井博