こんにちは!
名古屋市瑞穂区にあるしらい歯科・矯正歯科クリニック院長の白井博です🐻❄️✨
おやつはお子様の楽しみのひとつでもありますよね。
「甘いものばかりで虫歯にならないかな…」と心配される親御さんも多いのではないでしょうか?
実はおやつの内容や食べ方を少し工夫するだけで、虫歯のリスクをぐんと減らすことができます⭐
今回は、虫歯ゼロを目指すおやつの選び方と食べ方のコツを、歯科医師の視点からお話します。
目次
1.虫歯は「食べたもの」より「食べ方」で決まる?
2.虫歯を防ぐおやつの選び方
3.おやつの食べ方のコツ
4.まとめ~歯医者でできる虫歯予防とは?~
1.虫歯は「食べたもの」より「食べ方」で決まる?
「虫歯になるのは甘いおやつのせい」と思われがちですが、重要なのは「食べ方」と「時間」です。たとえば同じチョコレートでも…🍫
・一気に食べてすぐにお口をゆすぐ → 虫歯リスク低め
・だらだらと長時間食べ続ける → 虫歯リスク大
お口の中が酸性に傾く時間が長いと、歯の表面のエナメル質が溶けやすくなり、虫歯ができやすくなります💦
2.虫歯になりにくいおやつの選び方
● 虫歯になりにくいおやつ
・チーズ、ヨーグルト(無糖)🧀
・ナッツ類(年齢に注意)
・野菜スティック(にんじん、きゅうりなど)
・小魚やするめなどの噛みごたえがあるもの
こういった食品は唾液の分泌を促し、お口を中和する働きもあります。
● 虫歯になりやすいおやつ
・キャラメル、グミ、アメ(長時間口に残る)🍬
・クッキー、ビスケット(口の中にくっつきやすい)
・清涼飲料水やスポーツドリンク(糖分+酸で歯にダメージ)
「食べちゃダメ!」ではなく、「どう食べるか」が大切です☺️
3.おやつの食べ方のコツ
1. 時間を決めて食べる
だらだら食べを避けることが虫歯予防には何より大切です。
おやつの時間を決めて、1日1~2回にまとめましょう。
2. 食べた後はお口をきれいに
できれば歯磨きが理想ですが、水やお茶でゆすぐだけでも効果があります。
フロスやフッ素洗口液も併用できると、虫歯予防にはさらに効果的です。
3. 甘いおやつは食後に
食事後の方が唾液の分泌が多く、虫歯のリスクが下がります。
「おやつをデザート感覚で」もおすすめです🍽
4.まとめ~歯医者でできる虫歯予防とは?~
虫歯予防には「食べ方の工夫」と「ご家庭でのケア」に加え、「歯科医院での定期的なチェック」も欠かせません。フッ素塗布やシーラントのほか、ご家庭でのフロスやフッ素洗口の使い方もアドバイス可能です。気になることがあれば、ぜひ当院にご相談ください🦷