こんにちは!名古屋市瑞穂区しらい歯科・矯正歯科クリニック院長の白井 博です🐻❄️‼️
みなさん、お口の中には何種類の細菌がいるかご存知ですか?
「しっかり歯磨きできているから大丈夫!」という方も、
「普段、歯磨きあまりできていないかも‥」という方も!
当院では実際にお口の中の細菌を目で見ることができるんです!
今回は、そんなお口の中にいる細菌と細菌検査に用いる「位相差顕微鏡」についてお話ししたいと思います🔍
目次
1.お口の中の細菌の数
2.どんな細菌がいるの?
3.お口の中の菌を減らすには
4.お口の環境が一番悪いのは起床時
5.位相差顕微鏡とは
6.歯科医院で行う定期的なメンテナンスの重要性
7.まとめ
1.お口の中の細菌の数
大人のお口の中には、300〜700種類もの細菌が生息していると言われています。
そして歯磨きの頻度によっても細菌の数は大きく変わってきます。
《🪥よく磨く人》1000~2000億個の細菌
《🪥あまり磨かない人》4000~6000億個の細菌
《🪥ほとんど磨かない人》1兆個の細菌 ← これは便より多い値なんです💦
2.どんな細菌がいるの?
お口の中の細菌の中には、カンジダ菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌、肺炎桿菌、インフルエンザ菌など、全身疾患の原因菌も含まれています。この中の菌は聞き覚えのある菌と聞いたことのないような菌もいますよね。
3.お口の中の菌を減らすには
菌を減らし、風邪や病気にならないようにするには、毎日の歯磨きが大切です。
毎日の生活の中で十分な睡眠、バランスの良い食事を摂り、免疫力を高めることも予防につながります。
4.お口の環境が一番悪いのは起床時
細菌は、夜眠っている間は唾液が減って口内が乾燥しているため、口の中の雑菌が一気に繁殖してしまいます。
朝起きた時が、最も口内環境が悪くなっているのです!
・効果的な歯磨きとは
起床時は細菌を体の中に取り込むのを防ぐために食前でも歯磨きがおすすめです。
☀️朝起きたら
歯を磨いたり、口をゆすいだりしてお口の中の細菌を洗い流してあげましょう。
🌙夜寝る前は
歯ブラシが届かない奥歯や歯と歯の間には、歯間ブラシやフロスを使って汚れを落としてあげましょう。
5.位相差顕微鏡とは
当院では位相差顕微鏡という顕微鏡を使い、すべての患者様に無料で自分のお口の中の細菌を観察できる細菌検査実施しています。
当院で用いている位相差顕微鏡は総合倍率4200倍 1.050倍で微生物、細菌を見ることができます。
方法は、お口の中のプラーク(汚れ)をほんの少しだけ採ってプレパラートのせます。
あとはピントを合わせて観察します。
お口の中の細菌について観察しながら、スタッフが丁寧に説明させて頂きます✨
実際に自分の口の中の細菌を目の当たりにすると、歯磨きだけでは十分に綺麗にできないことがわかると思います💧
6.歯科医院で行う定期的なメンテナンスの重要性
たくさんの細菌がいるお口の中をお家でのセルフケアだけで守っていくのはとても難しいです。自分では取れない汚れもお口の中には潜んでいます。
3ヶ月に一回の定期検診での歯科医院への来院もとても重要です🎵
7.まとめ
皆さんの思っている以上に、お口の中は数えきれないほどの細菌で溢れています。
自分での日々のセルフケアと歯科医院でのメンテナンスの両立でお口の中を守っていきましょう🪥