こんにちは❗️名古屋市瑞穂区しらい歯科クリニック院長の白井博です!
みなさんはフッ素洗口をご存知ですか?フッ素洗口とは4歳から誰でもできるお口の中の洗浄を行う物です。
今回はフッ素洗口についてお話しさせていただきます。
目次
1.フッ素洗口の特徴
2.フッ素洗口の効果
3.フッ素洗口はいつから?どんなタイミングで?
4.フッ素洗口のやり方
5.まとめ
1.フッ素洗口の特徴
フッ素洗口とはフッ化物が入った洗口剤で1日1回の頻度でブクブクうがいをすることで、歯の表面にフッ素を作用させることをねらいとした虫歯予防の一つです。
また、この方法は幼稚園や学校など施設単位で集団的に実施でき、2015年には低濃度フッ化物洗口液が薬局でも手に入れることができたので、お家で手軽にできるようになっています。
歯科医院で販売をしているものは薬局のものよりも高濃度のものの為、より予防効果の高いものになっています😊
2.フッ素洗口の効果
フッ素は歯の表面を強くして歯ブラシでは落とせなかったプラーク(細菌の塊)にとどまってくれます。歯には「虫歯になりやすい場所」が三つあります。
⒈歯と歯の間 ⒉歯が噛み合う部分の溝 ⒊歯と歯茎の境目 です。
この三つの場所にフッ素がしっかり届いて作用するため効果があるのです。
フッ素洗口は歯ブラシをした後にしてください。フッ素入りの歯磨き粉で歯磨きをしても最後に口をゆすぐため、ほぼフッ素は残りません。しかし歯磨き後のフッ素洗口なら最後にうがいが必要ないため、お口の中にフッ素がとどまりやすいといった効果があります✨
3.フッ素洗口はいつから?どんなタイミングで?
フッ素洗口はブクブクうがいができるようになってからの4歳以上です。4歳から成人、高齢者まで広く適用されます。特に4歳から始めて14歳まで続けるのが望ましいです。その後の年齢においても、治療した歯や矯正していてお口の中の清掃状態が悪化しやすい方、高齢者の「歯の根元のむし歯(根面う蝕)」にも効果があり生涯にわたって作用することができます。
洗口のタイミングは「寝る直前」が最も効果的です。寝ている間は唾液の量が減るのでフッ素が流されにくく、お口の中に長時間保たれやすいです。そのため寝る前に歯磨きをしてフッ素洗口をするのがおすすめです。
4.フッ素洗口のやり方
①洗口液の量をを測ります
🌟4〜5歳 5ml
🌟6歳以上 7〜10ml
キャップのラインまで入れればOKです。
②洗口液を含んで30秒間ブクブクうがいします
30秒間はお口の中の全ての歯に行き渡るように!
⚠️この時飲み込まないように下を向いて行いましょう
③洗口液を吐き出す
🌟洗口後30分間はうがいをせず飲食を避けましょう。
もし分かりにくい場合はしらい歯科クリニックのyoutubeにあるので是非ご覧ください。
5.まとめ
フッ素洗口をすることで歯を強くすることができ、健康な状態を保つことができます。
寝る前に30秒間ブクブクうがいするだけなので簡単に習慣化できます🌙
フッ素洗口でお家でもむし歯予防をしましょう!